コマ図ラリーのための汎用マップホルダー選び

ページ概要

このページでは初めてマップホルダー(コマ図・ロードブックホルダー)を選ぶ初心者に向けてマップホルダーの種類と製品を紹介します。



マップホルダーの種類


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まずはじめに、コマ図ラリーで使用されるマップホルダーには大きく分けて2種類あります。
ひとつめは手動巻きホルダーで、モーターの力を使わずに手でハンドルを回しながらコマ図を進めるタイプです。広義ではバインダーなどにコマ図を挟んで捲りながら進むタイプもこちらに分類されます。
仕組みが単純でお弁当箱等を活用した自作も比較的手軽に作ることができますが、走行中は巻き取るのが難しい場合もあり、信号待ちや路肩に停車して巻く必要があります。

もうひとつはマップホルダーにモーターを搭載し、手元のスイッチから電動でコマ図を送れるシステムを搭載した電動巻きのホルダーとなります。
こちらがコマ図ラリーのスタンダードとなり、手巻きと比べると圧倒的な快適さがあります。
ただし、ダカールユーズのプロモデルからある程度お手頃なものまでピンキリですが、手巻きに比べると価格が張るのが一般的で最低でも3万円〜が相場となっています。

初めてコマ図ラリーに参加したい初心者には一番のハードルとなるかと思うマップホルダーですが、最近はスマホアプリを使用して参加できるイベントや、自分でコマ図をPDF化してパッドに表示するやり方もあり、お手軽にスタートできるものもあります。


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市販されているマップホルダー


手動巻きホルダー

・手巻きマップホルダー(TK-MH001)-team KOMAREN

コマ練というイベントを中部地方を中心に開催しているteam KOMARENが発売している手巻きマップホルダー
3Dプリンター造形で電動ドライバー等に対応したノブが付属。
https://teamkomaren.amebaownd.com/posts/32401288/

・sa.kio手巻きマップホルダー01

コマズラリーを不定期で主催されているkioさんの個人制作マップホルダー。
ブラックを基調としたスタイリッシュなマップホルダーで最大の特徴はRAMマウントの台座が取り付けてあり、お手持ちのRAMタイプのスマホホルダーを流用して使用できるお手軽さ。

https://kawasugimotos.amebaownd.com/posts/14520901
https://sakiodotcom.wordpress.com/企画開発商品/

・MH-09手巻き -N-SYSTEM

マップホルダー、ラリーコンピューターの国内シェアトップのN-Systemから発売されているMHシリーズの筐体を流用した手巻きマップホルダー。
LEDライトがついたモデルもあり、エントリーモデルといえども長く使えるクオリティが保証されている。
販売窓口は各ラリーショップが行っている。(取り扱い店、在庫の注意点は電動の項を参照)

https://n-system-japan.jimdofree.com/モータースポーツ事業

・lMAP HORDER -ちゃねスポーツ

オフロード用品ネット販売大手のちゃねスポーツが販売する”lMAP HORDER”
仕様はシンプルでバックルタイプのケースに巻取り用のノブが付いたデザイン。
こちらもRAMマウントで装着可能。市販品の中では最安クラスのリーズナブルさではありますが、大手ショップならではの工夫が凝らされた信頼感のあるつくり。

https://www.chsports.com/cgi/shopitem.cgi?item=1023

・手動マップホルダー「手巻」 -K-Engineering

かつて日本人エントラントがこぞって使ったK-Engineeringの絵巻、手巻きシリーズ。
現在は部品供給の問題により受注を停止しているが、代替部品の供給がなされれば再販をおこなうとのことなので再販を待ちたい。

https://mc.k-engi.com/products/tmk


電動巻きホルダー

・DENDAN -DOA &N-system

関西圏で大人気のDOAと信頼のN-systemがコラボした異色のDIY電動マップホルダー。
サイトにて型紙を公開しており、各自の寄付を受け付けているスタイル。
段ボールでの制作となっているが、プラダンやプラバンで制作するとある程度カッコのつく仕上がりになるためできるだけ費用をかけずに電動マップホルダーをゲットしたい方はチャレンジしてみてはいかがだろうか。

https://n-system-japan.jimdofree.com/モータースポーツ事業/dendan

・sa.kio電動マップホルダー02

コマズラリーを不定期で主催されているkioさんの個人制作マップホルダー。
特徴としてUSB電源から動力を得る方式で、最近のアドベンチャーバイクにはほぼ搭載されているUSBに繋ぐだけで配線加工なしでセットアップ可能なお手軽さが一番のウリ。さらに乾電池をセットできる9v電池ボックスもオプションとして用意されている。
また、ラリーコンピューターをセットできるステーも込みなので本格的なラリーにも対応可能。
(ステーのフチにクッションを設置するなどの安全対策加工を行うことをお勧めします。)

https://kawasugimotos.amebaownd.com/posts/11367478
https://sakiodotcom.wordpress.com/企画開発商品/

・ラリー用電動マップホルダ DEMMA -しまなみソリューション

広島で浄化槽関連の事業をおこなっているしまなみソリューションが販売する”DEMMA”
少々ドキッとするネーミングだが、SNSでの口コミも多く信頼性も高い。
高い加工精度で防水性もしっかりとしており、専用のステー、ハンドルクランプもオプションとして販売されているため、本格的なラリーやモンゴル等の国際ラリーでも活躍できる。
修理や部品供給などのアフターサービスも提供しているため長く使用できる。
(ステーのフチにクッションを設置するなどの安全対策加工を行うことをお勧めします。)

https://shimasol.base.shop/categories/4208239

Raid マップケースM型 Ver3.7単車屋

オリジナルワイドステップを世界に先駆けて制作し、ファラオラリーやラリーモンゴリアなどに多数のラリーマシンを送り込んだ老舗ショップ。
多くのラリーカスタムパーツがラインナップされており、そのどれもが豊富な実践経験に裏打ちされている。
ただし、価格が当時のものなので改めて確認しておくと安心。

https://www.単車屋.com/tansyaya_u/catalog/raid_item_005.html

・MH-09(カイダック)&MH-10(アルミ) -N-System 

マップホルダー、ラリーコンピューターの国内シェアトップのN-Systemから発売されているMH-09&MH-10。
長年にわたって蓄積された技術で仕上がりは海外製と遜色ないレベルとなっている。
各種オプションパーツやステーも揃っており、確実性を求めるなら間違いのないチョイスであると言える。
販売窓口は各ラリーショップが行っている。
一部パーツを除き、受注生産の形式を取っている。通常は3~4週程度の納期となるが、2月~4月のシーズンには注文が重なるため1〜2ヶ月待ちとなるため、計画的に注文を行いたい。
(ステーのフチにクッションを設置するなどの安全対策加工を行うことをお勧めします。)

取扱店情報 (店舗によっては発送可能)*求追加情報
茨城    N-System(お問合せからご連絡ください)
埼玉    M.S.C. Hara
東京    風魔プラス1 世田谷店
神奈川  ミサイルファクトリー
愛知    石原商店(うなぎ工房) ●発送可能
愛知    TeamKomaren     ●発送可能
愛知    RIDE JAM
大阪    BIVOUAC大阪
大阪    オートショップヨシマサ
広島    MOTO WORKS
広島    しまなみソリューション
徳島    単車屋キントウン

https://n-system-japan.jimdofree.com/モータースポーツ事業/2025カタログ

・MigTEC RBE04.V2 -Migtec-Rally

ホンダファクトリーチームにも採用されているポルトガルブランドのマップホルダー
ダカール優勝経験のあるプロユースのマップホルダー

https://reinforcement.cart.fc2.com/ca9/62/p-r-s

・RB850 Rally Electric Roodbook Holder -F2R

こちらもおなじくポルトガルのメーカーF2R製マップホルダー
おそらくラリーレイド業界のシェアナンバー1を誇るメーカーである。

https://store.hqv-yokohama.com/products/detail/183711

・電動マップホルダー「絵巻」 -K-Engineering

かつて日本人エントラントがこぞって使ったK-Engineeringの絵巻、手巻きシリーズ。
パリダカをはじめとした国外ラリーを経験した信頼性の高い名作マップホルダー
現在は部品供給の問題により受注を停止しているが、代替部品の供給がなされれば再販をおこなうとのことなので再販を待ちたい。

https://mc.k-engi.com/products/emk

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